【速報】令和6年東京都柔道選手権大会

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【速報】令和6年東京都柔道選手権大会

【速報】令和6年東京都柔道選手権大会

 『コロナ後初の有観客』 

3月17日、今朝も揺れた。午前6時17分、福島県沖を震源地とする地震があった。13年前の東日本大震災では19,702人が亡くなり、2,520人が行方不明のままである。正月には能登半島地震もあり、大きな被害が出た。被災地域の方々へお見舞い申し上げるとともに一日も早い復興を願うばかりである。

 

さて、今日の東京都柔道選手権大会・東京都女子柔道選手権大会は、コロナ後初の有観客での実施となった。

昨年のこの大会では、男子準々決勝戦、第1 試合場は不戦勝、第 2 試合場は不戦勝、第 3 試合場は不戦勝、第 4 試合場は両者棄権。つまり、4 試合場 とも試合が行われなかった。女子準々決勝戦も、2 試合が不戦勝、1 試合が両者棄権で、1 試合しか行われなかった。そのため、このコメント欄で「東京都のチャンピオンを決めることがメインタイトルであり、予選会はサブタイトルである。 この意味を改めて認識する必要がある。」と記したことを思い出す。

今年の大会は、東京都のチャンピオンを決めるに相応しい内容であった。また、延長戦を行わず、旗判定で勝敗を決した。そのため、各選手は積極的に技を仕掛けるようになった。

男子は東部直希(日本中央競馬会)選手と香川大吾(ALSOK)選手の決勝戦。東部選手が抑え込みで有効を取るも、香川選手は谷落としで有効を取り返す。その後、お互いに指導を与えられ旗判定の結果、東部選手が優勝。互いに譲らない熱戦であった。

女子は池田紅(東海大学)選手と瀬川麻優(ALSOK)選手の決勝戦。池田選手が内股で攻めれば、瀬川選手も内股と体落としで応酬する。最後は池田選手が寝技に持ち込み、抑え込んで一本勝ちだった。

勝利の瞬間、池田選手は第5試合場上の2階観覧席を見上げていた。視線の先には、池田選手のお母様の姿がった。お母様は第4回東京都女子柔道選手権大会(平成元年)の優勝者、関口佐智子さんである。母と娘の親子東京都チャンピオンの誕生である。親子で喜ぶその姿は、まさに有観客ならではの光景であった。

この大会は全日本の予選会も兼ねている。出場選手の皆様には全日本柔道選手権大会・全日本女子柔道選手権大会での活躍を大いに期待したい。ところで、4月1・2日には全日本選抜柔道重別選手権大会が迫っているため、本日の大会出場を見送った選手もいたことであろう。来年度以降は、本大会の開催日程を変更することも考えるべきではないだろうか。

(広報副委員長 大坪宏至)

日 時:令和6年3月17日(日) 開会式:9時45分
 会 場:東京武道館 大武道場
〖お願い〗大会当日にお渡ししている監督・コーチの名札及びチームドクター・選手の吊下げ名札を
 返却されていない方は、お手数ですがご返却いただきますようお願いいたします。
 返却先:〒112-0003 文京区春日1-16-30 講道館2階 東京都柔道連盟 
     03-3818-5639

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