安全・普及

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柔道の魅力

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嘉納治五郎がめざした世界

昔の武士がなぜに武技にも長じ、武士道も心得ていたかというに、それは武術を修ると同時にそういう教えを特に受けていたからである。
技と徳は元来別物であっても、一人の個人の中に努力によって共存は可能である。

 出典:寒川恒夫早稲田大学教授の技と徳より


講道館柔道の特徴は、心・技・体を柔道の修行をとおし養うことにあります。柔道は教育の手段です。柔道で鍛えた心と体を、勉学や社会生活に活かすことは精力の善用です。

柔道黒い帯

子どもの身体の成長と運動の進化図
身体の成長と運動の進化図

出典:子どもの身体の成長過程と足の特徴|株式会社アシックス

進化と発達のスキル獲得(年齢に相応しい教え方)

私たちの祖先(ホモサピエンス)の進化は創意工夫とともにありました。400万年前にアフリカで誕生し、ながい時間をかけユーラシア大陸の端にある日本列島に到達したと考えられています。考古学研究と最新の科学から集団生活を営み、声を発しさまざまな道具を工夫したことがわかってきました。狩りをすることで栄養豊富な肉を食べ、脳が大きくなり知能が高くなりました。狩りをするためにはいろいろ知恵を働かせて、それによって肉も得られます。そして脳も大きくなり、また狩りも上手くなるというプラスのフィードバックです。
(NHKスペシャル「人類誕生」を参考にしています)

おどろくことに脳の研究から、道具をいじる(手先を器用につかう)こと、言葉を話すこと、体のバランスをとることは、脳の同じ領域を使うことも分かってきました。この人類進化の過程は、子どもが生まれ、はいはい(四足歩行)から歩き出し(二足歩行)ことばを話し始める順序に似ています。つまり、子どもの成長は人の進化と同じ順番を辿ることになります。興味深いですね。としますと、スキャモンの発達曲線であらわされるように、神経の発達により脳が形成されていく時期にあわせ、体全体を動かす運動をして、倫理の基本となることを教えることは、人格形成に有益(必要)と解釈できます。

柔道の動きは体全体をくまなく使います。柔道場はさまざまな年齢の人たちが集う社交の場でもあります。社交マナー・エチケットを礼儀としても学べるのが柔道です。柔道が人格の形成と高い親和性をもつ所以です。ただし、物事には順序・工程があります。人格の形成にも順序とみちすじがあると思います。年齢に相応しい教え方、何をどいう言葉で、どうやって伝えるかがとても大切と考えています。指導者の存在と役割はとても大きいのです。

安全な柔道の実践・普及の情報を発信します。
分かり易い理論・考え方・方法などをご紹介いたします。皆様からのご意見もお待ち致します。
                                     公益財団法人東京都柔道連盟 事務局長 小野瀬雅幸

 【特別寄稿】多様な柔道の現場における「安全」について考える 佐藤 雄哉

       https://www.tojuren.or.jp/news/20220307.html
 【生涯学習委員会】合同稽古(講道館)
       https://www.tojuren.or.jp/news/20210218_4.html
 【都内で柔道の練習が出来る場所】① 東京武道館
       https://www.tojuren.or.jp/news/20220412.html  

安全・普及の活動紹介

いつまでも続けられる「生涯柔道」がテーマです。
オリンピックメダリストの中村美里さん(T-squarE)など、3歳から70代までの女性柔道愛好家が登場いたします。
本連盟の女子柔道振興委員会副委員長の坂東 真夕子さんが中心となり制作しました。
プロモーション動画制作
・文武一道塾 志道館(館長:坂東 真夕子)
・全日本柔道連盟「COMEBACK女子柔道プロジェクト」

普及・安全の取り組み

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学校行事の事例

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お知らせはありません。

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