はじめに、「普及リーグ」の目的は交流と、純粋にスポーツを楽しむこととします。その為、本大会は幾つか初めての試みがあります。以下にご説明いたします。
募集開始から5日間で131名のお申し込みをいただきました。あらためて、深く感謝いたします。
応募総数の集計
当初の試合形式(6チームによるリーグ戦+その後のトーナメント戦)は変えず、以下の工夫を加えました。
1.チーム内のメンバー数を増やす
具体的には下の図をご覧ください。
試合時間 2分。ロスタイムはとらない。但し、抑え込みが宣告された場合、試合時間を超えても続ける。
負傷の治療については、時計を止め試合時間には含めない。
<初級>
※初級の試合はお互いに姿勢良く組合った状態から始めることとする。
※喧嘩四つの場合、じゃんけんで勝った方が先に組み、その後負けた方が組む。
主審の「待て」がかるたびに交代する。これを繰り返すこと。
※相手の奥襟を持ち続けること、膝をつく低い背負い投げはしないこと。
( 2秒位を目安として「指導」とする)
※安全な大会とするために、しっかりと組合い、技の攻防で競い合うこと。
<中級>
※組み手については通常の形式とするが、組み手争いについては早めに「指導」をとります。
しっかり両手で組み、正しい技による攻防を積極的に行うこと。
※相手の奥襟を持ち続けないこと。(2秒位を目安として「指導」とする)
勝敗の判定基準は、
「一本」「技有」「僅差」とし、得点差がなくかつ「指導の差」が1 以内の場合は「引き分け」とする。
※「僅差」とは、指導の差 2をいう。
チームの勝敗は次の順で決定する。
① 勝ち数の多いチームを勝ちとする。
② ①で同等の場合、「一本勝ち」の多いチームを勝者とする。
③ ②で同等の場合、「技あり」の多いチームを勝者とする。
④ ③で同等の場合、代表戦を行う。
「引き分け」の対戦の中から一試合(複数の場合抽選)、延⾧戦は行わず、旗判定で必 ず勝者を決める。
参加者(生徒)は、自身の試合の出番待ちの間、他の試合の副審を務める。大会開始前に簡単な副審講習会を実施する。
※主審は審判資格を有する係が務めることとする。
ゲーム形式のアトラクションを考えています。
また、都内の公立高校で柔道部のある学校紹介も検討しています。実現すると、中学校の横のつながりと、高校の縦のつながりができますね。もしかすると、高校生に稽古相手をつとめてもらえるかも?いろいろな人と相談していて、興味深いアイデアを考えていますので、楽しみにしてください。
第17条(抑え込み) 附則として次を加える
寝技の攻撃・防衛において、脊椎及び脊髄に損傷を及ぼす動作と判断したときは「待て」とする。
第18条
禁止事項と罰則 指導 (軽微な違反)
ただし、技を施すため、瞬間的(1,2秒程度)に握ることを認める。
(注)中学生は、試合者の程度に応じて、後ろ襟を握ることを認める。
2.両膝を最初から同時に畳について背負投等を施すこと。
3.関節技及び技を用いること。
4.無理な巻き込み技を施すこと。
5.相手の頸を抱えて大外刈、払腰などを施すこと。
反則負け(重大な違反)
1.攻撃・防御において、故意に相手の関節を極めること。
2.通称「逆背負投」の様な技を施すこと。
3. 両袖を持って投げ技を施すこと。
この大会で、きっと良い点も・改善が必要な点も出てくると思います。
参加したり、運営にかかわるひとからの次回に向けたご意見は、とても貴重であり財産(ノウハウ)です。
皆で新たな手法やアイデアを大会と運営に取り込んで、これからの柔道文化(カルチャー)を創造していこうと考えています。
ご意見・ご希望をお待ちいたします。
事務局長 小野瀬雅幸
TEL:03-3818-5639 ・ 03-3818-4246
E-mail:tojuren@tojuren.or.jp