12月8日(金)台東区立忍岡中学校の伝統行事「耐寒訓練」に、本連盟より加瀬次郎八段(現東京武道館師範)を派遣しました。補佐役として事務局長の私も参加し、柔道の歴史と効用について話しました。体育の先生方が組んだプログラムに協力するかたちで、3年生・1年生・2年生の順番で生徒全員(合計約190名)を対象に実施しました。
訪問した第一印象は、校内がきれいで整然としていることでした。そして姿勢よく大きな声で私たちを迎えてくれました。写真のとおり指導を受け、まわりの友達と一緒になって練習していたことも印象的でした。柔道センスの良い方が多かったです。指導する側にとっても、授業プログラムとして実施出来たことは、良い経験になりました。ありがとうございました。次の機会がございましたら、またお声がけください。
東京都の公立中学校の皆様へ
本連盟は中学校の柔道(武道必修化)授業など、積極的にサポートしたく思います。予算や時間割などの制約はあると思いますが、先ずはご連絡ください。検討いたします。 事務局長 小野瀬雅幸
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加瀬次郎先生は、1981年オランダで行われた世界選手権に78キロ級で出場し、銀メダルを獲得。柔道日本一を決める全日本選手権大会に五度出場されています。台東区出身で、子供の頃は講道館少年部で柔道を習いました。マカオで3年間の柔道指導の経験もお持ちです。豊富な経験をもとに、柔道の良さを若い生徒に伝える伝道者として相応しい方です。本連盟の常任理事でもあり、東京都武道館(綾瀬)の柔道師範もつとめています。