11月25日(土)9時から東京都立荒川工科高等学校(南千住)で行われた合同練習を見学しました。柔道部顧問の秋野翔太主任教諭が主導し、小中高と幅広い参加者を対象として実施しました。素晴らしい取り組みと思い、お知らせいたします。
荒川工科高等学校の生徒が蔦谷(つたや)道場(北千住)の出身であることから実現しました。各校の柔道顧問の先生と参加した柔道場の指導者が見守るなか、小学生12人、中学生40人、高校生7人が参加し、途中水分補給の休憩をはさみ3時間体を動かしました。ここは常設の柔道場で、稽古の様子を保護者が二階から見学出来る設備となっています。
当日のメニュー
・あいさつ
・準備運動
・ウオーミングアップ トレーニング
・回転運動
・寝技の練習(うら返し・宝さがし・乱取り)
・3人組んで打込
・立ち技乱取り
安全面に配慮し3グループで実施(小学生と女子、中学生(60キロ以下)、中学生(60キロ以上)+高校生)
・体操
・しりとり(全員で円陣を組み体幹を鍛えるポーズをとり、順番にしりとりを行いました)
・あいさつ
面白いと感じた例です:
・宝さがし:受けは赤帯を小さくたたんで体で隠し、取りはそれを見つけ取り出すゲームです。(制限時間15秒)
・3人打込は、技をかけるひと・受けるひと・動作をみてアドバイスするひとと役割を分担し、順番に交代する練習法です。
コーチは思ったことを伝えるのですが、技の理屈を理解しないと難しいです。考える柔道ですね。
秋野先生は道場を歩きながら、大声で全員に心がけることを伝えたり、個々の生徒には具体的な例を示すなど、考える指導を心がけていると感じました。