第13回Saturday稽古会を7月15日(土)午後1時から3時過ぎまで講道館学校道場で実施しました。
講師は向井幹博先生(講道館)が務めました。テーマは「世代や性別を問わず、みんなで楽しむ柔道」です。
保護者(8名)・参加者(52名)、総勢60名と盛況でした。前半は準備運動~基礎運動、そして相手の崩し方・体さばき・問答、後半は打ち込み~立ち技の乱取り稽古と充実した稽古会となりました。
参加された皆様に深く感謝いたします。
次回も向井幹博先生を再びお迎えして、8月19日 (土) 13:00~15:00 で実施します。
このURL経由で、事前申し込みをお願いします。 https://forms.gle/whom7MJUc6FU21neA
相手が前方に傾いた時、倒れないようにと足を出すのは、体が前に何度くらい傾いた時でしょうか?おおよそ10度です。10度です。柔道=>ジュウド=>10度、と覚えると忘れないでしょう、と言うように分かりやすい解説です。
姿勢と組み方の話に続き、八方の崩しの解説がありました。
関節を締めたり、腕や手足を正しく動かために筋力を鍛えるのに役立つ、動物の動きを模したトレーニングを全員で行いました。その後、向井先生が実演を交え受け身の解説を問答形式(Q&A)で行いました。
少し高いところから安全に着地する時の姿勢です。膝を曲げた前かがみの姿勢ですね。これが相手を担ぐ時の姿勢です。
相手が奥襟を取りに来たときです。少し後ろに下がり相手が伸ばした右腕を引くと、相手の姿勢を力を使わずに崩せます。相手がむきになって奥襟を取りに来た瞬間は崩しやすいです。
初心者の場合ですが、支えつり込み足は、相手に膝をついてもらった姿勢で練習するのが良いです。右組の場合、相手に右足を少し後ろに引いた形をとってもらい、相手の両膝を結んだ線の延長上に自分の右足を内側に向かせてつき、ひねりながら自分の左足を相手の右膝にあてひねるように倒します。
慣れてきたら、今度は立った姿勢で同じ様に支えつり込み足の練習を行います。
広い道場で思いっきり稽古をしました。
今回は栃木県から葵陽塾(きようじく)の皆さんが参加しました。遠方から参加いただき、ありがとうございます。
2時間を少し超えました、楽しかったですね。お疲れさまでした。参加された指導者からも、目から鱗が落ちた、という感想がありました。最後に向井先生から宿題がありました。次回8月19日(土)までに「体さばき」を自習してきてください、です。
向井先生はリズム(歌をくちずさみ)、左右の前さばき・前まわりさばき・後ろさばき・後ろまわりさばき、を実演されました。少し難しかも知れませんが、考えながら練習してみてください。
では、来月もSaturday稽古会でお待ちいたします!
保護者の方たちとお話から、強豪ではないけど柔道が好きな中高生で競いあえる大会を望む声が結構あることを知りました。昨年は荒川工業高校でルーキーズと称した試合がありました。事務局としてぜひ企画したいと思っていることと同じ方向であり、ぜひ秋に向け実現させたい思いを強く感じました。私たちは日本の将来を担う人づくりを目指しています!健康で自分で考える人、強い意志をもった人の育成に貢献できるよう努力いたします。 事務局長 小野瀬 雅幸