東京都立立川国際中等教育学校附属小学校(校長 市村裕子 以下都立川国際小)の体育授業に、本連盟の女子柔道振興委員会から指導者を派遣しました。また、活動に賛同した経験豊富な方々がアシスタント講師として参加しました。深く感謝いたします。指導風景を眺めながら、子供は指導者で大きく伸びると感じました。坂東さんやアシスタント講師の、子供の心をつかむ手腕とスタイルは素晴らしかったです。
東京都柔道連盟 事務局長 小野瀬雅幸
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田中副校長・メイン講師の坂東さん・アシスタント講師の吉見さん・手島さん・マーヤさん
合計4回の授業を2クラスで実施しました。指導メニューは文武一道塾 志道館(四谷)坂東館長が考案したプログラムを採用しました。
坂東プログラム
市村校長・メイン講師の坂東さん・アシスタント講師の宇髙さん・中村さん・吉見さん・新城さん・瀧川さん
市村校長・田中副校長・古嶋主任教諭とメイン講師の坂東さん・アシスタント講師の吉見さん・久保田さん
子供たちはエネルギーの塊でした。疲れ知らずで、新しい動作をより深く知ろうと強い関心を示しています。
座礼をする毎に姿勢が良くなっています。先生の所作をみて、自ら学習する習慣を身につけていると感じました。指導者の質と指導レベルが試される時間でしたが、手ごたえと教える喜びを感じたとても楽しい時間でした。
畳んだ柔道衣はみんなでトトロのお土産と呼びました。
市村校長から感謝のお言葉がございました。4日間という短い授業でしたが、子供たちにとって日本の文化を体験する素晴らしい機会となりました。将来広く世界で活躍できる人になるよう12年かけて育成します。教師・職員から子供たちの態度が変わった、人の話を聞くときの集中力があがり、礼儀正しくなったと大変好評でした。 メイン講師をつとめた坂東さんは、次回(来年)に向け新たなアイデアが浮かんだそうです。楽しみです。
都立川国際小学校は、全国初の公立小中高一貫校として2022年度に新設された小学校です。
12年かけて国際社会で活躍する人材を育成する目標をかかげ、小学校受験校として大変人気があり、受験応募倍率は2022年度約31倍・2023年度約24倍と高水準を記録しています。
<東京都立立川国際中等教育校附属小学校ウェブサイト>
http://www.12ikkan-j.metro.tokyo.jp/index.html
小学校受験校として人気が高いということは、幼児教育界が立川国際小学校の教育方針や動向を注視していると理解いたします。
幼児教育界への影響力も大きいであろう立川国際小学校と東京都柔道連盟の今回の協定締結は、競技スポーツを凌駕する柔道の存在意義や、柔道の教育的価値を広く社会に認知させることに繋がってくると考えています。
協定締結
東京都柔道連盟では、柔道の教育的価値をさまざまな視点から追求いたします。将来の日本を担う人材の育成は急務の課題と捉えています。広告掲載や活動資金の援助などご検討いただけますと、大変嬉しいです。社会へ還元できますよう努力いたします。
皆様からのご意見をお寄せください。 https://www.tojuren.or.jp/contact.html
事務局長 小野瀬雅幸