実施報告 8/21(日)手話べり柔道体験

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実施報告 8/21(日)手話べり柔道体験

実施報告 8/21(日)手話べり柔道体験

実施報告 手話べり柔道体験

8月21日(日曜)午前9時から12時まで、講道館国際部道場で、齋藤志織さん企画の「手話べり柔道体験」を実施しました。

共同で企画を考案をされた岡本記代子さんも、指導を行いました。
28名(参加者18名・見学者10名)うち柔道経験者13名・未経験者15名です。

イベント後の齋藤さんのコメントです。
ろう者柔道経験者から、「今まで知らなかった単語の意味を理解できて嬉しかった。」「このイベントを知って久しぶりに柔道にふれて楽しかった。」「デフリンピックというものがあり、出場している柔道選手が居ることを初めて知った。」と感想をいただき、ろう者の柔道との関わりを深めることが出来たと思いました。今後への手応えを感じました。

例えば単語の意味ですが、聴こえる人は無意識に技の名前と形を同時に理解しますが、ろう者は見様見真似で技の形を覚え、後から技の名前を知ることが多いのです。指導者が”良い例”と”悪い例”をジェスチャーなしに同時に示すと、それを一生懸命真似しようと混乱を生じる場合が少なくありませんので、気をつけることが大切です。

また、参加者から「今、柔道を習っている道場で稽古の終わりに黙想をします。ろう者は黙想がいつ終わるのか分からず困る。」と言われました。指導者は状況を柔軟にとらえ、実践していくことが柔道の普及に必要だと思いました。




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