柔道の魅力

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柔道の魅力

柔道の魅力

講道館柔道とは

講道館の創設者は嘉納治五郎師範です。 柔道は相手と組みあって、投げたり抑えたりして相手を制し、その稽古をとおして心身をきたえる日本の武道です。 体力作り、強くなりたい、健康的なダイエット、安全な転びかたを覚えたい、など、柔道を始めたいと思うきっかけはそれぞれあるでしょう。 はじめの目的は色々でも、柔道の目指すところは、自立した人をつくることです。 柔道を学ぶことで、礼の精神を身につけ、心身を鍛錬し、社会に貢献できる人を育てることを目指しています。

技の原理と理論と練習法

柔道は体の小さな人が体の大きな人を倒せる日本で生まれたスポーツです。柔道の根本原理は体の大小にかかわらず「身体と精神を最も有効に働かせる」ことです。この原理を技の上に生かしたのが「作り」と「掛け」です。 「作り」は、①相手の体を不安定にする「くずし」と、②自分の体が技を施すのに最も良い位置と姿勢をとる「自分を作る」、二つを意味します。「掛け」は技を施すことです。「作り」と「掛け」が上手くつながると、小さな人でも大きな人を倒せるのです。お互いにしっかりと組んで、「つくり」と「掛け」を繰り返し練習(稽古)します。技の数だけ「つくり」と「掛け」があります。同じ技を繰り返し施しすことを連続技と言い、異なる技を続けて施すことを連絡技と呼びます。技が狙い通りに決まった瞬間は爽快で、技の醍醐味が伝わってきます。自分なりの工夫と効果の確認は、まさに学習プロセスと言えます。

柔道の練習と柔道場

柔道、形=文法、乱取り=作文、試合=試験にたとえられます。練習は形と乱取の2つの方法があり、乱取とは自由な方法で練習や試合をすることですが、形はあらかじめ順序と方法を決めて練習することです。柔道の形で技法の原理を学びます。柔道では礼法により、相手に感謝の気持ちを伝える大切さを学びます。柔道場は自らを鍛える修練の場であるとともに、柔道でつながった人たちとの交流(社交)の場でもあります。

柔道の思想

柔道で学んだ作法や技術は、社会においてあらゆる方面に応用することができます。互いに、精力善用・自他共栄の根本原理に即した作りと掛けを競い合う間に、自然とこの根本原理を理解し、体得して、社会百般の実生活に生かそうとしています。「技から道に入る」わけです。道はその人や社会のめざすところへと続きますが、歩みながら誠実に倫理観を実践し続けることが、世の中のためになるという考えかたです。

柔道と歴史

嘉納師範が講道館を創設した1882年(明治15年)は、欧州では産業革命後の社会構造の変革の時代にありました。系統的に専門家を育成する機関が設立され、電気・科学・化学・天文学など様々な分野で発見がなされ、電灯や電話など現代につながる情報化社会への礎となる発明がなされていた時代です。また、明治政府はその様な諸外国の文明に追いつこうと、一気に西欧化を推進した時代でもありました。 この時期に活躍した幕末武士で政治家・勝海舟の実践的な考え方や、東京大学で哲学・政治学・経済学を教えていたアーネスト・フェノロサのハーバート・スペンサーの哲学(功利主義)の講義は嘉納師範に少なからず影響を与えたと言われています。

当時はさまざまな文明の利器(ハイテク)が開発された時代でもあり、1876年にはアメリカのアレキサンダー・ベルにより有線電話が、翌1877年にはトーマス・エジソンが人の声を記録・再生する蓄音機を発明しました。人と社会を豊かにする発明であり、このような西欧における万物を観察し系統的に研究をすすめるやり方は、嘉納師範の、柔術を自ら習得し研究する過程でその効用に気づき柔道へと昇華させるやり方に通ずるものがあります。

この体系化は後の普及、更に武道という戦場の道具を、嘉納師範の哲学をとおし、人格形成の手段へと変貌させたことに大いに関係してきます。それ故、彼の哲学は全てに応用可能な目的を達成するための最も優れた方法論、創意工夫の手段として柔道の修行を説いたことに反映されています。

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